
ワインですが、魚料理がメインの場合は白ワイン、肉料理がメインの場合は赤ワインとよく言われますが、これにまったくこだわる必要はありません。白ワインは魚の臭みを軽減し、赤ワインは肉の脂っぽさを軽減してくれるのでよくあうだけですので、一緒にお食事される方と相談され、どちらでもお好きな方をお選び下さって結構です。
ワイングラスはスタンドの部分を持ちます。グラスそのものを持つと、ワインが温まってしまいます。また、一度にたくさん口に入れず、まず色合いを見て、香りを確かめ、一口含んで舌で転がしたあと喉に流します。
食事の際の基本的なルールとしては、食べるスピードを、テーブルについた他の人と足並みをそろえることが大事です。自分だけが早かったり、逆に遅かったりしないようにコントロールします。
スープはスプーンを使いますが、英国式では、お皿の手前から奥へとすくい、スプーンの横側から飲みます。このときスプーンを口のなかには入れてはいけません。スープの量が少なくなったら、手前を持ち上げて傾けます。
逆にフランスは、お皿の奥から手前にすくい、そしてスプーンの先から飲みます。少なくなったら、スープ皿の向こう側を持ち上げて傾けます。
次にナイフ・フォークなどのフラットウェアの使い方ですが、ナイフとフォークは、外側から中へ向かって使っていき、左手にフォーク、右手にナイフを持ちます。
お肉類は左側から切っていき、一度に全部を切ってしまうのではなく、なるべく食べる分だけを切るようにしましょう。
昔、洋食文化が進んできた頃、ライス(ご飯)をフォークの背の部分にのせて、口へ運ぶのがマナーのように思われていましたが、実はこれは誤りなんです。
そもそもライスが出てくるのは日本だけなのですから、欧風のマナーにあるはずがありません。もしライスを食べるようなことがあった場合は、フォークですくって食べるか、スプーンを使いましょう。
また、フランス料理はソースが売りですから、お皿に残っているソースはパンですくって食べましょう。それが作り手(シェフ)に対して、美味しかったと伝えるメッセージでもあります。
以上で終わりですが、あまり畏まらずにお食事を楽しむことが一番です。でも、他の周囲のお客様の迷惑にならないよう大きな声でのおしゃべりは控えましょうね。